埼玉県内で8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに45人発表され、感染者は延べ6262人になった。内訳は県発表33人、さいたま市6人、川口市6人。
県発表のうち年代などが明らかな20人は、10~80代。このうち熊谷市の20代男性会社員は、クラスター(感染者集団)が発生した同市のダイニングバー「フガール」を今月1日に利用していた。同店関連の感染者は計9人になった。
さいたま市発表の感染者は20~70代の男女。また、市が8日発表した新規感染者とは別に、大宮南銀座商店街(南銀)のキャバクラ店で新たにクラスターが発生したことが確認されたとして、店名を「クラブラグゼ」と明らかにした。
市が南銀地域の接待を伴う店を対象にした自主的な無料検査で7日までに、10~20代の女性従業員4人の感染が判明。さらに筋肉痛で足が動かなくなって救急搬送され、5日に感染が判明した30代男性が同店のアルバイト員であることが後にわかり、8日に県が感染者の一人として発表した蓮田市の20代女性も同店従業員だった。市は残る従業員7人の検査を進める。店は今月4日から休業しているという。
川口市発表のうちの1人は、クラスターが発生した特別養護老人ホーム「総合ケアセンター リバー・イン」の入所者。これで同施設関連の感染者は43人になった。市によると、新たに入所者18人、職員31人の検査を実施し、入所者で80代の女性の感染がわかった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル